2020年2月9日日曜日
拾い読み日記 152
昨日、整体にいったが腰はあんまりよくならず、寝ても座っても痛いので、今日は鍼を打ってもらうため、駅の近くの鍼灸院までよろよろ歩いていった。かなり痛かったが、終わったあとはからだが軽くなり、ふつうに歩けるようになった。しかし、帰って、寝て起きたらまた痛みが出た。いったい、どうなるのだろう。
アントニオ・タブッキ『レクイエム』は、いつから読み始めたのかおぼえていない。そして、いつも、どこまで読んだのか忘れてしまう。だから、いつまでも読み終わらない。今日も、ほとんど、読めなかった。おもしろいのかつまらないのかも、とうにわからなくなっているので、読むのをもうやめようか、とも思うのだけど、そうきっぱりと決めてしまうこともできない。ふらふらと、もやもやと、読書は続いていく。たぶん、それでいいのだろう。夢のはなしだから。
『西脇順三郎詩集』も、すこし読んだ。「えてるにたす」。
曖昧なオブジエで
エニグマをつくり
それが何を象徴するか
考えたくない
シムボルの世界に
さまようことは
オヂュセイのペネロペー
のエポスのホメーロス
もうどこかへ帰ろう