2014年9月6日土曜日

かまくらブックフェスタ 2014


9月14日(日)、15日(月・祝)と開催されるかまくらブックフェスタに、今年も参加いたします。
ヒロイヨミ社としては、はじめての出展ですので、気持ちもあたらしく、鎌倉にむかいます。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
詳細はこちらのHPをご覧ください。

ヒロイヨミ社の本とあわせて、白井明大さん、山羊の木、山田理加さんの本・作品も販売します。
活版印刷(活字)でつくられたもの、一年目の「活版とことば」でも紹介しましたが、四年目の今年、また見ていただけたらと思います。

江崎満さんの森羅万象展も、たまらなくたのしそうですね。
どきどき・むらむらしました。

ananas press「Circle」が終了して、はや一ヶ月。みなさまに作品をお返しして、たのしい時間が終わってしまいました。でも、展示は終わったけれど、本は、作ってからが長いのです。これからも、がんばっていきます。
あらためて、どうもありがとうございました。
『Circle』はひきつづきcircleで取り扱ってもらっていますので、見かけたら、ぜひ手にとってみてください。ギャラリーでは、昨日から江本典隆さん(えもやん)の写真展、はじまったようです。
おめでとう。

このところ、涼しくなったり、また暑くなったりです。今日は暑いです。蟬が鳴くかな。
どうぞお身体に気をつけて、夏のつかれなど出ませんように。
たのしい秋でありますように。
お時間ありましたら、ぜひ鎌倉にお出かけください。


追伸 ヒロイヨミ社の新作は…ありません…

2014年8月1日金曜日

『Circle』ができるまで







8月になりました。

わたしも『Circle』ができるまでの話を書こうとしているのですが、暑さと酔いであたまがぼうっとしてしまって、うまく書けない気がします。

世界中から見つけてきたマルの写真と、好きな本の一節と、5人のアーティストたちの作品をつなげて、一冊にしました。どうつなげるか、入れ替えたり加えたり取り去ったり、なかなか時間がかかりましたが、ananas pressらしい円になったように思います。

6月はじめ、名古屋のaにラフを送ったら、あんなにおもしろいかたちができてきて、わあ!と思いました。二人でつくるよろこびって、こういうことです。一人ではけして生まれないものが生まれる。それが次第にかたちになっていく。その目眩くようなたのしさ。
みなさんによる作品をはじめてみたときも、わくわくしたり、痺れたり、感動のあまり涙が出たり、思い返せばまったくドラマチックな日々でした。
やっぱり本をつくることは、旅に出ることに似ているなと思いました。五感が世界にひらかれる。いつもとちがう景色がみられる。

「いつかあるとき、世界はまあるくてぐるりぐるりと歩いてくことができました。」

わたしたちが、これまで歩いてきた場所、出会った人々、交わした言葉、読んだ本。
そういうものすべて、今までも今もこれからもまるまる含んで、この一冊になりました。
へんな本だなあ。本ってへんだなあ。
そう思ってもらえたら、つくってよかったです。

8月4日(月)までcircleにて開催です。
真夏の陽射しにじりじり灼かれて、今日はギャラリーの近所にすむ猫の肉球をさわりすぎて、すこしだけ、いやがられました。でも、明日も見かけたら、さわるつもりです。

お時間ありましたら、ぜひcircleでお会いしましょう。
どうぞ暑さには気をつけて。

(本の写真はコロンブックスの湯浅さんによるものです。どうもありがとうございます…)


追伸 勢いあまってハグしたら、純くんはプニプニ、岳朗さんはゴツゴツしていて、絵そのまんまなのだなあと思いました

2014年7月7日月曜日

Circle in circle


ananasDM-ura.jpg



雨の七夕です。カレンダーをみるたびに、もう7月? と思ってしまいます。毎日思ってしまいます。年が明けたのは、ついこのあいだのような気がするのに。大雪の記憶もまだなまなましいのに。中止になった新年会もまだやっていないのに。ノブコさんは、マイペースだよね。このあいだ、ものすごくマイペースだなあとつねづね思っている方からいわれてしまいました。そうなのかなあ。そんなことないんだけどなあ。
さて、5年ぶりにananas pressの展示をやります。あたらしい本『Circle』、circleへ、ぜひ見にいらしていただけたら、うれしいです。
わたしたちのまわりの5人の方、その作品と人柄にとてもひかれる方々に、この本のために、作品をつくってください、とお願いしました。どれもすばらしいものです。どうぞたのしみになさってください。
みなさま、ほんとうにありがとう。ありがとうございます。本をがんばってつくっています。たのしんで、おもしろがっていただけるものになるようにと。
5年前の展示からは、変わったこともあれば、変わらないこともあって。今はそのどちらも、すてきなことだと思っています。さまざまなめぐりあわせで、こうして本を作ることができて、こころからうれしくて、たのしいです。その有り難さは、年をとってみないと、ほんとうにはわからないことでした。もちろん、たのしいだけでなく、無事にできるかどうか、よいものになるかどうか、心配で抜け毛もふえてはげそうでこれまた心配ですが、それもこれも、やっぱりたのしいです。ふたりではげましあっています。
わたしたちの描いた円、なんだかへんかもしれませんが、ひらかれた、おおきな、はずむような円であったらいいなと思います。だれかの(じぶんの)こわばったこころを、まるくやわらかくするような。
そこまで、届きますように。
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ananas press exhibition
Circle
2014.7.18 (fri) – 8.4 (mon)
12:00-19:00
 火・水・木 休み
ananas pressの新しい本『Circle』を中心に、
これまでにつくった本を展示販売いたします。また、『Circle』のために
つくられた、5人の友人たちによる作品も、あわせておたのしみください。
参加作家:Anna Gleeson/狩野 岳朗/fancomi/星 幸恵/松本 亜季
在廊予定日=7/18, 19, 20(2人とも) 7/26, 27, 8/2,3(山元のみ)
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7.19(sat) circle gallery & books
オープン1周年のこの日に、
opening party
を開催します。18時より。どうぞご参加ください。 
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circle gallery & books
186-0011
東京都国立市谷保5119 やぼろじ内 tel/fax 042-505-8019

追伸 ひさしぶりのアナナ活動で、体力、視力、女子力の限界をひしひしかんじています

2014年5月22日木曜日

雨のワークショップ






晴れていた空がにわかに灰色に染まり、雨がふって、やみました。泰山木の木にしたたる雫が、風にゆれる若い葉たちが、五月の光をうけてつやつやきらきらかがやいて、それをじっと、じいっとみていると、この木だけがわたしのことをわかっているのではないか、そんなふうに思えてくるからふしぎです。木はいつでも、つよくてやさしくてうつくしいのです。

さて、雨のワークショップのお知らせです。
わたしがあつめた雨の言葉と、前田ひさえさんによるドローイング、SWEETCH笠尾さんのお菓子を、おたのしみいただけたらと思います。
詳細はこちら、美肌室ソラのサイトをごらんください。

いま、準備をすすめているところです。
あつめた言葉を、あらためてくりかえし読んでいると、さまざまなことに気がつきます。どうしてすきなのか、いいと思ったのか。言葉のなかを、深くもぐったり、自由におよいだりしています。五感をたよりに。
とても愉しい作業です。やはりどこか、なまめかしさを感じる言葉にひかれるみたいです。のみこまれそうになる、あやうくなる、みうしなう、そんな状態になるのが、すきなようです。
などとそんなこと、あがり性で口べただし、照れてしまって、うまく話せない、どころか、なにをいいだすやらわかりませんが、なにかすこしでも、つたわるものがあれば、と思います。
冊子をお持ちかえりいただけるように、言葉を刷った紙や、雨というテーマにあわせてえらんだ紙を用意します。その場で自由にくみあわせて、自分だけの(本)をつくってください。

しずかに降る雨は、やわらかな女神。6月15日にも訪れて、わたしの舌をやさしくぬらしてくれるといいのになと思います。

いままた雨がふりだして、鳥たちがあわててどこかへ飛んでゆきました。
いそがしい空です。   

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ウィリアムモリスでの「ヒロイヨミ社の(本)」展は、5月29日(木)まで開催です。
ご来場、ご感想、どうもありがとうございます。
ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。


追伸 「Let It Go」(アナと雪の女王)をみて自分をふるいたたせています

2014年4月23日水曜日

ヒロイヨミ社の(本)


来月、「ヒロイヨミ社の(本)」という展示をします。
これまでに作ったもの、あたらしく作っている『白の詩集』、いずれも、コーヒーをのみながら、ゆっくりお楽しみいただけたら、と思います。

ヒロイヨミ社の(本)

2014年5月7日(水)〜5月29日(木)
13:30〜18:30
日・月・第3土曜(17日)休み

於・ウィリアム モリス
珈琲&ギャラリー
渋谷駅から徒歩約6分
150-0002 渋谷区渋谷1-6-4 Tea Neat 2F
電話03-5466-3717


案内状の絵は、大平高之さんにお願いしました。
このはがきじたいが(本)のよう、と、ある方にいっていただき、嬉しかったです。
大平さんの絵のおかげだと思っています。

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昨秋つくった3冊の小さな本『夜の詩集』『月の句集』『恋の歌集』を、現在のところ、以下のお店で取り扱っていただいてます。
どうぞよろしくお願いいたします。

〈東京〉
SUNNY BOY BOOKS(学芸大学)
B&B(下北沢)
Amleteron(高円寺)
〈神奈川〉
〈長野〉
栞日(松本)
〈名古屋〉
ON READING(東山)
〈京都〉
恵文社一乗寺店(一乗寺)
〈奈良〉
とほん(大和郡山)
〈山口〉
ロバの本屋(俵山)
〈徳島〉
uta no tane(徳島)
〈香川〉
touca(髙松)
〈沖縄〉
言事堂(那覇)

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大阪での貘展、どうもありがとうございました。
キャンドルナイトでは、「襤褸は寝てゐる」をよみました。
夜の底を、貘さんといっしょに歩いている気持ちで。

またどこかで、お目にかかれますように。


追伸 きのう蚊がいました

2013年12月1日日曜日

貘展




今月7日から書肆サイコロで開催される、山之口貘さんの展覧会「貘展」に参加します。貘さんの本や原稿などの展示と、貘さんの詩をテーマにした作品の展示です。参加者や関連イベントの情報など、くわしくはこちら、書肆サイコロのサイトをごらんください。


ヒロイヨミ社は三篇の詩を活版で刷り、その詩についての文章を3人の方にお願いして、冊子に仕立てました。執筆者は秋葉直哉さん、宮浦杏一さん、永岡大輔さんです。

「貘」というアルバムはかねてより愛聴していましたが、詩をじっくり読むのは今回がはじめてで、制作にあたって、どうしたものかと、かなりなやみました。でも結局、いまの自分がその詩に応えるなら、この形しかないだろう、というものになりました。
いや、正直にいうと、まだできていないので、わからないですが。

詩がわかった、というのは、意味がわかったということではない。浸透圧のように、詩のほうから、何かがこちらの内部に染み入ってくること。自分のなかからも出ていくものがあること。                            (小池昌代『散文集 産屋』より)

今年は展示の機会がわりと多かったので、たくさん本(というか、冊子)を作りましたが、これですこし区切りをつけたい、つけられる、と思っています。染み入ってきたものを、時間をかけて見きわめ、形にしてみたいです。どんな形かは、いまはまだ、わかりません。わからないことばかりです。

貘さんの「生きることと詩を書くことが等しい詩作の姿勢」と、その詩を深く愛する人たちの思いにふれられたことに、感謝しながら、もすこしがんばります。

12月、おいそがしい方も多いと思いますが、お時間ありましたら、ぜひお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします。


追伸 濱野太郎さんのDMをデザインしました。展示がたのしみです。ヨシコさんのお菓子もたべたいです。

2013年11月7日木曜日

蒐集記




ギャラリーみずのそらにて、グループ展「蒐集記」開催中です。くわしくはこちらをごらんください。

ヒロイヨミ社では『夜の詩集』『月の句集』『恋の歌集』をつくりました。
テーマにあわせて、いろんな本文紙をえらび、好きな色で刷りました。
濃紺の紙に金インキで刷った『月の句集』を気に入ってくださるかたが多いようです。うれしいです。
こんな俳句をえらびました。

黒き月のせて三日月いつまで冬   三鬼

展示をなかばを過ぎて、あと3日です。
今回はcohakoさんの古道具もお借りして、よりしっとり、落ちついた空間になったように思います。
今度の日曜まで開催しています。
お時間ありましたら、ぜひお出かけください。

冬がはじまりました。
暗くなるのもはやくなって、長い夜を、今日はどんなふうに過ごすかといえば、もちろん仕掛品の製本です。


追伸 ヒロイヨミ社のブログ更新係は、すぐ失踪してしまいます