2026年5月22日金曜日

『パリ散歩』の装訂について


  4月に刊行された高遠弘美さんの本『パリ散歩』の装訂についてのエッセイを、法政大学出版局のnoteに書きました。

 今回は、紙のこととか装画のこととかレイアウトのこととか、具体的なことが、書けませんでした。省きましたけれど、いろいろと迷い、なやみながら作りました。とくに、カバーの紙について。使ったのは「ソフトバルキー」という名前の紙で、色は、「ナチュラル」です。その裏面に刷っています。表面は、なめらかすぎたからです。この紙を見つけられたことが、この装訂にとって、よかったと思っています。(あとから気付いたのですが、『丹生谷貴志コレクション』のカバーと同じ紙でした。)

 本の触り心地のよさと、愛着の深さは、自分にとっては関係があるようですが、人によるのでしょうか。読んでいて、指が心地よい、手になじむ本がすきです。