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拾い読み日記 161
一昨日、神保町ブックセンターで買った加藤典洋『僕が批評家になったわけ』と、今日、水中書店で買ったボルヘス+カサーレス『ブストス゠ドメックのクロニクル』を、かわるがわる読んだ。なぜかわるがわる読むのかというと、飽きやすいからだ。
読んでいて、わかりたいという欲望と、わからなくなりたいという欲望が、どちらも存在することに気がついた。同時に、矛盾することなく、存在する。
同様にしてのこもこのベールも剥がされたのだ。(『『ブストス゠ドメックのクロニクル』より。下線部は傍点)
「のこもこ」が、妙にあたまにのこった。