2009年10月21日水曜日

水の手紙/空の余白





活版印刷を通じて知りあった57人による展示のお知らせです。


「水の手紙/空の余白」 

  赤井都 

  アナナプレス(山元伸子+都筑晶絵 

  阿部真弓 

  尾田美樹 

  山羊の木・海岸印刷(橋目侑季+石川美南) 


2009117日(土)〜1129日(日) 

12001900(最終日〜1800 

月・火休 23日(祝)は営業 


GALLERY みずのそら 

東京都杉並区西荻北5-25-2 


アナナプレス(ananas press)の新しい本『水の空』、ただいま鋭意製作中です……

ですが、忙中閑あり、ということで昨日は目黒のギャラリーへ行ってきました。帰り道、コーラルピンクとブルーグレーが混ざりあった、夢のように美しい雲に心を奪われて、見上げ見上げ歩いていたら、とんでもなく道に迷ってしまいました。

……こんなふうに、人を惑わすぐらいに美しい本が作れたらなあ!


それではまた。

2009年10月9日金曜日

風のたよりに





今年のスケジュール帳を見返してみると、五月ごろからずうーっと書き込みで黒々していて、もちろん仕事ばかりしていたわけではないのですが、けっこう張りつめて過ごしてきたなあ、と思います。チャキチャキと物事をこなせないゆっくりな人間にとっては、ちょっとつらい時もありましたが、ようやく、風が運んでくる金木犀の匂いとカネタタキのかすかな声に、秋のしあわせをしみじみと感じられるようになりました。


恵文社一乗寺店でのミニ展示も終わりまして、いまはウェブサイトで紹介していただいてますので、よろしければ見てみてください。都筑さんのヒロイヨミ・ノートも見られますよ。

「ヒロイヨミ」最新の風の号、百年iTohenにも出荷しました。


来月七日からは、みずのそらで活版凸凹のみなさんとグループ展もやります。タイトルは、「水の手紙/空の余白」です。まもなくDMができあがりますので、できましたらまた紹介いたします。


活版といえば、こちらのご案内をさきほどいただきました。港さん、ありがとうございます。

http://www.typologic.net/


それでは…、また。リンクが多くなりました。

2009年9月8日火曜日

ありがとうございました





「Science Nonfiction」展、先週末に終了しました。

今回はananas pressはじめての個展ということで、グループ展とは全然ちがうたぐいのプレッシャーを感じて、途中でへばったりしてパートナーと森岡氏に心配をかけたりもしましたが、展示をさせていただいて、本当によかったなと実感しています。作ったものを通して人と出会えて、またそこから新しいことが始まって、何かとつながっていく。いつまでもそのことを、ありがたく、おもしろく感じていられたらいいなあ、と思います。

どうもありがとうございました。


さて、次は今月の16日から京都の恵文社一乗寺店でヒロイヨミ社のミニ展示があります。お近くにお住まいの方、ご旅行の予定のある方、ぜひ見ていただけたらと。くわしくはこちらをご覧ください。


というわけで、まだまだ息つくひまもなく、みたい映画が通りすぎ読みたい本がたまっていく九月です……。


それではまた。

2009年8月31日月曜日

場所について





森岡書店の場所ですが、DMの地図がわかりにくいみたいです。申し訳ありません。


茅場町駅3番出口を出てそのまま直進し、二本目の道を右に曲がるとすぐです。駅からは徒歩二分くらい、一階がWall Streetというバーです。川に面した、古いビルの三階です。エレベーターはありません。


展示には、某S塾の先輩後輩にもちらほら来ていただいてますが、先日は、わざわざ足をお運びいただいた御大を、わたしの作ったわかりにくい地図のせいで、さんざん迷わせて疲れさせてしまったようで、どうおわびしたらよいのか……。たいへん反省しております。

2009年8月25日火曜日

特別な一日







日が暮れて、すずしい風がさあっと吹いて、リューリューリューリューとツヅレサセコオロギが鳴きはじめました。すっかり秋の気配がただよいはじめた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょう。


ananas pressによるScience Nonfiction展、森岡書店にて開催中です。9月5日まで、日曜はお休みです。


きのうの初日は、4時ごろまではお客さんがほとんどいなくて(高校野球の影響か)、おまけに雨までザーザー降り出すので、不安な気持ちを吹き飛ばそうと会場でヨガをしたり歌を歌ったりしていたのですが、だんだんお客さんも増えて、アナちゃんから香港のおみやげと山口さんからおいしい最中とじゅりちゃんからかわいらしいお花をもらって、帰るころにはすっかり元気なアナナ・コンビでした。新しい本も、友だちにあげたいから、と、2冊も買ってくださった方もいて、がんばってよかったなあと、こころから思いました。なんだか、しあわせな一日でした。


きょうはお休みをもらって、次のプロジェクトのために身辺整理です。来月半ばまではいくつもやることがあってたいへん、いやたのしいです。ほんとに。


それでは、また。

森岡書店でお会いできれば、と思います。

2009年8月18日火曜日

夏休みの旅





ようやく『Science Nonfiction』の印刷が終わりました。このところ、今日は何ページ印刷できるか?!という問題で頭がいっぱい、いわばギリギリの毎日だったので、いざ印刷を終えた今、ぽっかりと穴が空いたような……いや、他にもやることがたくさんあるんでした。


そんなわけでお盆休みは、一泊二日の里帰りのみでした。祖母の卒寿を親戚一同で飲んで踊って祝ったあとに、小学校の同窓会に参加してきました。

卒業してから、すでに25年がたっています。記憶の中の小学生の子どもによく似た大人が、だしぬけに目の前にあらわれた不思議。よく知ってるのになにも知らない、ものすごく慕わしいのにどことなく気まずい、妙な感じがなんだかおもしろくってぼんやり受け答えしていたら、あいかわらずだねえなんていわれてしまいました。でも、会そのものは大いに盛り上がり、男子などは勢いあまって先生を胴上げしたりしていました。

タイムカプセルとして埋められていた、「25年後の自分」というテーマで書いた作文のコピーももらいました。字がヘタで内容もしょうもないものでしたが、書いたときの気持ちがうっすらとよみがえってきました。25年後なんてほんとうに来るとは思ってなかった、と思います。


短い夏休みでしたが、とても遠いところを旅してきたような。

さてさて、気持ちを切り替えて、作業に戻ります。

2009年8月3日月曜日

印刷部屋から





ひたすら制作の毎日です。

ふだんは寝る部屋が、印刷部屋に化けています。修羅場、というほどではありませんけども。今週が山場でしょうか。はやく製本家にバトンを渡してしまいたい……。こんどは落とさずに……。


そんな中、ある大切な友人が、遠いところへ出かけていきました。

会えなくなったことは、とてもつらくて悲しいけれど、友人が作った美しい本たちを開けば、いつでも彼に会えるわけだし、悩んだときには、きっと力になってくれると思います。

今ごろは、あの眼をきらきら輝かせて、はればれのびのび、南の島の海や風や緑を、存分に楽しんでいるはず。いつになるかはわからないけれど、わたしも、きっといつかはそちらにいきます。そのときには、胸を張って会えるように、きょうも、がんばろう、と思います。