
ひたすら制作の毎日です。
ふだんは寝る部屋が、印刷部屋に化けています。修羅場、というほどではありませんけども。今週が山場でしょうか。はやく製本家にバトンを渡してしまいたい……。こんどは落とさずに……。
そんな中、ある大切な友人が、遠いところへ出かけていきました。
会えなくなったことは、とてもつらくて悲しいけれど、友人が作った美しい本たちを開けば、いつでも彼に会えるわけだし、悩んだときには、きっと力になってくれると思います。
今ごろは、あの眼をきらきら輝かせて、はればれのびのび、南の島の海や風や緑を、存分に楽しんでいるはず。いつになるかはわからないけれど、わたしも、きっといつかはそちらにいきます。そのときには、胸を張って会えるように、きょうも、がんばろう、と思います。