先月、あたらしい本をつくりました。
前につくった『ある日』のつづき、『ある日 2』と『ある日 3』です。
この本は、みたもの、よんだことば、おもったことの記録です。過去に書いた日々の記録をランダムにあつめてきて、一年のながれにそってならべました。
時系列ではないので、日記の本、というわけではなく、かといってフィクションでもなく……日付のある散文集、というのが、いちばん近いような感じがします。とはいえ、どういう本なのか、あいまいにしておきたい、というのが正直な気持ちです。というのは、自分でも、よくわからないからです。
ぜんぶ読まなくてもいい本、どこから読んでもいい本を、つくりたいと思っていました。シンプルに、拾い読みのための小冊子として、すきなところだけ読んでもらえたら、と思います。
まだ出荷中ですので、おちつきましたら、取扱店をおしらせします。
ことしも東久留米市立図書館の開催する図書館フェスにて、「ひとハコ図書館」の館長になりました。「羽ばたくページの図書館」、おとずれていただけたらうれしいです。
ほとんど本が読めなかった10月ですが、集中して本のことをかんがえているときは、実際に本にさわっているような、みたされる感覚があって、とてもおもしろかったです。