2022年5月7日土曜日

拾い読み日記 272


 このあいだまでくたくたで、何も作る気がしない、ましてや仕事など、と思っていたのに、今朝は目ざめた瞬間から、やる気がみなぎっていて、あふれそうだった。
 いったい何があったのだろうか。昨日、三軒茶屋で、ことばを交わしたひとびとのおかげかもしれない。それとも、たまたま出くわした「テル子女神像」(怖かった)のご利益?なのだろうか。からだも軽い気がする。

 千葉雅也『現代思想入門』を読んだ。思想についての本、というよりは、生き方の本として読んだ。過剰で、虚ろで、もやもやしていて、いいかげんなじぶんでも、この先もどうにか生きていけそう、という気分になった。

 世界は謎の塊ではない。散在する問題の場である。

 もっと書き留めておきたいが、今日はこれだけ。
 
 次につくる本のタイトルを思いついた。
 窓を開けて木を見ていると、すぐ近くにシジュウカラやメジロがやってきて、いい日だなあ、とうれしくなった。