2024年7月18日木曜日

拾い読み日記 305


 疲れきって眠っても朝まで眠りが続かず、午前2時ごろに目をさます日が続いていたので、このところは、昼間に眠気がおとずれたら、積極的に、眠るようにしている。眠りの波に、すうっと身をまかせ、ただよいにいくイメージで、寝床にはいる。

 筋肉の痛みも、ようやく取れてきた。ただ、まだ、右肩に、少し痛みが残っている。

 長時間バスにのって、知り合いの家にいく夢をみた。その家で、ふと、足もとを見ると、右と左の靴が違っている。右足にはヒールのあるブーツを、左足にはスニーカーか何かを履いていて、おどろいた。どうしてここまで気がつかなかったのか、と思った。

 昼寝からさめて、詩集を開いた。「午睡」の連作があったので、読む。(ぼう、ぼう、)という文字を見たとき、よみがえった音がある。うなるような、低い、かすかな歌声。耳の中で鳴っていたのか、遠くから聞こえていたのか、わからない。

 あたまの中に、あたらしい、あいまいな六面体があらわれる。