昨日から風邪気味。喉と鼻がおかしい。だるいので、横になって目を閉じたり開いたりしていた。ちいさな画面でドラマをみた。疑似家族の話はすきだ。
薬と食材を買いに外に出る。親子丼を作ろうと思って干し椎茸を戻してきたが、やっぱりお昼はもっとかんたんにすませたいと思い、パン売り場でサンドイッチを凝視していたら、すきなクリスマスソングが聞こえてきた。高橋幸宏の「X'mas day in the next life」だった。びっくりして、しばらく足を止めて聞いていた。11月1日のスーパーでクリスマスの歌を聞く奇妙さと、「偶然」の不思議にうたれて、ぼんやりしてしまう。高橋幸宏の、風になびく枯れ草のような歌声は、休日のにぎやかなスーパーマーケットにまったく似つかわしくなくて、どこか、非現実的な感じがした。
芥川の書簡集を少しだけ読んで、「偶然」の大きな力について考える。自分の意志よりも強くどこかへ人を連れ去る、はかりしれないその力について。
