2011年7月20日水曜日

とりとめもなくなにもかもが





夏なら、うちのまわりには、よく、しまいわすれたくまでとか、バケツ、うっかりおいたままのぼうし、ねこにやるミルクのおさらなど、とりとめもなくちらかっていて、見るからにたのしくなってしまうものなのに。なにもかもがほうりだされたまま、あしたになるのを待っているなんて、のどかで、人のすんでいる家らしくて、いい気持ちのものなのに。


トーベ=ヤンソン『ムーミン谷の十一月』(鈴木徹郎訳・講談社青い鳥文庫)



家の中が片付かなくたって、まあいいじゃないですか。スッキリしすぎた部屋なんて、おもしろみがないです。(人も。)


写真は香港のキンコーズ的なところ。とりとめもなくちらかっていて、のどかな気持ちになりました。あのパイナップルは、なんだろう……。



追伸 なんだかいまひとつ仕事に集中できないのは……はっ片付いてないから?