2020年10月26日月曜日

拾い読み日記 211

 
 アンナちゃんのこと、確か2回ほど、ツイッターに書いたな、と思って、読み返した。

 持っている本が古びていくことを、本が人になつく、と表現した女の子がいた。確かに、いま家にある本をすべて新品に取り替えられたら、とても淋しいだろうと思う。自分の一部を失う、というのは比喩でなく。自らの手の跡や、眼差し、共有した時間を、なくすということ。本だけが知っていた「わたし」。(2016.1.29)

 届けてくれた『へんしん不要』、読んでいたら、すごく、返事が書きたくなる。ぜんぶ読んだら、へんしんしたい。

 ツイッター、アカウントは消したけど、ダウンロードしておいて、よかった。思い出したくない感情も、なかったことにしたい日々も、消えてなくなるよりは、いい。言葉のなかに、「わたし」がいる。

 いろいろとうれしくて、のみすぎたみたい。ふらふらだ。