2019年2月28日木曜日

拾い読み日記 86


 寒い、雨の日。吐く息が白かった。レイアウトがうまくいかない。午後、図書館に行って本を三冊借りた。

 断章で書く。すると、それらの断章は、輪のまわりの小石になる。わたしは自分を丸く並べているのだ。わたしの小さな全宇宙が粉々になる。中心には何があるのか。(『ロラン・バルトによるロラン・バルト』)

 二月が終わる。