2011年2月19日土曜日

by hand





3月19日(土)から始まるブックマーク名古屋2011のイベントのひとつとして、ananas pressの展示会「by hand」がON READINGで開催されます。都筑晶絵による製本ワークショップもあります。

手で書かれたものや描かれたものに魅せられ、手で印刷したり製本したりして作ったわたしたちの本、ぜひ、手で触ってめくってお楽しみいただけたら、うれしく思います。名古屋のみなさま、どうぞよろしくお願いします。


写真は『Scribble』から。60年くらい前の子どもが描いたものです。古いフランスの雑誌で見つけました。なんでわたしこんなところに? と、ポカンとしているみたいです。



追伸 『きとこわ』だって……

2011年2月6日日曜日

おわりました





「冬の木」展、終了しました。

見にいらしてくださったみなさま、どうもありがとうございました。


クロージングライブ「冬の木」(勝手にサブタイトル「モグラの大冒険」)、あんなにお集まりいただけるとは思っていませんでしたので、どぎまぎしてたいへんでしたが……、おたのしみいただけましたでしょうか。はたして。



どこかへ出かけようが、出かけまいが、目的地へつこうが、ほかのところへいってしまおうが、それともまた、どこへもつくまいが、ぼくらは、いつもいそがしい。そのくせ、これといって、特別のしごとがあるわけじゃない。そして、一つのことをやってしまうと、また、なにかやることがある。だから、それをやりたきゃ、やるもいいさ。だけど、やらないほうが、まだいい。ねえ、きみ、ほんとに、けさ、なにもすることがないんなら、いっしょに川をくだって、一日ゆっくり、あそんでいかないか?


ケネス・グレアム『たのしい川べ』石井桃子訳(岩波書店)より



すくすく伸びてゆくスカイツリーを背にして、大横川沿いの河津桜もちらりほらりと咲きはじめました。あたらしい季節のために、つぎはなにを作ろうか、いやなにも作ったりなんかしないで、ふわふわのんきにくらそうか、考えだしたらたのしい予感で胸がくるしくなりました。





追伸 会期中に店主が頭をまるめたのは、われわれのせいではないです

2011年2月1日火曜日

はじまりました





キンと澄んだ夕暮れの空気にうつる枯木の影

なんと繊細なことか


ごらんよ

オチビサン



「オチビサン」(一昨日の朝日新聞より)




「冬の木」展、はじまりました。

茅場町の森岡書店にて、2月5日(土)まで開催しています。



追伸 目の前は、ギョバーです