2009年8月31日月曜日

場所について





森岡書店の場所ですが、DMの地図がわかりにくいみたいです。申し訳ありません。


茅場町駅3番出口を出てそのまま直進し、二本目の道を右に曲がるとすぐです。駅からは徒歩二分くらい、一階がWall Streetというバーです。川に面した、古いビルの三階です。エレベーターはありません。


展示には、某S塾の先輩後輩にもちらほら来ていただいてますが、先日は、わざわざ足をお運びいただいた御大を、わたしの作ったわかりにくい地図のせいで、さんざん迷わせて疲れさせてしまったようで、どうおわびしたらよいのか……。たいへん反省しております。

2009年8月25日火曜日

特別な一日







日が暮れて、すずしい風がさあっと吹いて、リューリューリューリューとツヅレサセコオロギが鳴きはじめました。すっかり秋の気配がただよいはじめた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょう。


ananas pressによるScience Nonfiction展、森岡書店にて開催中です。9月5日まで、日曜はお休みです。


きのうの初日は、4時ごろまではお客さんがほとんどいなくて(高校野球の影響か)、おまけに雨までザーザー降り出すので、不安な気持ちを吹き飛ばそうと会場でヨガをしたり歌を歌ったりしていたのですが、だんだんお客さんも増えて、アナちゃんから香港のおみやげと山口さんからおいしい最中とじゅりちゃんからかわいらしいお花をもらって、帰るころにはすっかり元気なアナナ・コンビでした。新しい本も、友だちにあげたいから、と、2冊も買ってくださった方もいて、がんばってよかったなあと、こころから思いました。なんだか、しあわせな一日でした。


きょうはお休みをもらって、次のプロジェクトのために身辺整理です。来月半ばまではいくつもやることがあってたいへん、いやたのしいです。ほんとに。


それでは、また。

森岡書店でお会いできれば、と思います。

2009年8月18日火曜日

夏休みの旅





ようやく『Science Nonfiction』の印刷が終わりました。このところ、今日は何ページ印刷できるか?!という問題で頭がいっぱい、いわばギリギリの毎日だったので、いざ印刷を終えた今、ぽっかりと穴が空いたような……いや、他にもやることがたくさんあるんでした。


そんなわけでお盆休みは、一泊二日の里帰りのみでした。祖母の卒寿を親戚一同で飲んで踊って祝ったあとに、小学校の同窓会に参加してきました。

卒業してから、すでに25年がたっています。記憶の中の小学生の子どもによく似た大人が、だしぬけに目の前にあらわれた不思議。よく知ってるのになにも知らない、ものすごく慕わしいのにどことなく気まずい、妙な感じがなんだかおもしろくってぼんやり受け答えしていたら、あいかわらずだねえなんていわれてしまいました。でも、会そのものは大いに盛り上がり、男子などは勢いあまって先生を胴上げしたりしていました。

タイムカプセルとして埋められていた、「25年後の自分」というテーマで書いた作文のコピーももらいました。字がヘタで内容もしょうもないものでしたが、書いたときの気持ちがうっすらとよみがえってきました。25年後なんてほんとうに来るとは思ってなかった、と思います。


短い夏休みでしたが、とても遠いところを旅してきたような。

さてさて、気持ちを切り替えて、作業に戻ります。

2009年8月3日月曜日

印刷部屋から





ひたすら制作の毎日です。

ふだんは寝る部屋が、印刷部屋に化けています。修羅場、というほどではありませんけども。今週が山場でしょうか。はやく製本家にバトンを渡してしまいたい……。こんどは落とさずに……。


そんな中、ある大切な友人が、遠いところへ出かけていきました。

会えなくなったことは、とてもつらくて悲しいけれど、友人が作った美しい本たちを開けば、いつでも彼に会えるわけだし、悩んだときには、きっと力になってくれると思います。

今ごろは、あの眼をきらきら輝かせて、はればれのびのび、南の島の海や風や緑を、存分に楽しんでいるはず。いつになるかはわからないけれど、わたしも、きっといつかはそちらにいきます。そのときには、胸を張って会えるように、きょうも、がんばろう、と思います。